県立病院の医師として働く場合の「給料」

医師が勤務先を決定するとき、もちろん勤務環境や人間関係、新たな技能や知識の獲得など、あらゆる点を考慮すると思いますが、収入の面での安定性も無視はできない要素となるはずです。

特にこの点を注視している人は、県立病院で働くという選択肢もあるのかもしれません。

画像出典元:http://www.kajima.co.jp/project/works/ex/200705huk.html

景気や業績などの影響をほとんど受けず安定感がある

県立、つまり地方職員として働くことになるため、景気や業績などの影響をほとんど受けません。
また、経験年数や勤続年数によって給料が上がるシステムにより、この点にも安定感を感じることができます。

そのほか、給料とは別に各種手当も支給され、福利厚生も非常に充実しています。
このあたりは間違いなく県立病院で働くメリットと感じられるはずです。

医師不足が顕著な地域ほど待遇はいい

どの時点で公的な医療施設で働き出すのかにもよりますが、研修医だと600万円台から始まり、後期研修医で1000万円台に。
そこからは経験年数などに応じて、例えば経験5年で1200万円となり、10年で1300万円から1500万円と、だいたいこのくらいの年収となるところが多いようです。

さらに経験年数や勤続年数が増えれば年収も順調にアップし、15年の経験で2000万円に届くかどうかというところまで到達する医師や病院もあります。

全体を均してみると、だいたい1200万円台から1300万円台になるでしょうか。
いわゆる相場はこのあたりとなります。

この数字はもちろん診療科目によっても異なりますし、都道府県によっても差が出てきます。

大都市の方が収入が多くなるというわけではなく、むしろ現状は、過疎化が進んでいたり医師不足が顕著な地域ほど待遇はいいようです。

これはもちろん、その医師不足を解消するための措置。
高い給与、そして手厚い福利厚生を提示することで医師を確保しようとするわけです。

他の、行政が行っていない病院などと比較した場合ですが、年収に関しては高いとも安いとも言えません。
比較対象によって変わってきます。

ただ、やはり福利厚生などの面も含め安定感はあるので、そういった点で、働き出した後の安心感は得られやすいのではないでしょうか。

画像出典元:http://kachiisha.jp/cat_01/212

地方での勤務をするなら、給料が高い以外も着目しよう

単純に給料が高いからという理由で住み慣れた地域を離れ転職するという人はあまり多くはありませんが、このように地域差があることは確かなので、もし地方での勤務にも興味があるのであれば、そこにも着目してこの選択肢をさらに深掘りしていくようにしましょう。

併せて、必ずやりがいやキャリアアップという点にも注目しながら、新たな働き先を見つけるようにしてください。

一つの要素に目を向け過ぎないことも、自分に合った病院を見つける時には重要なポイントとなってきます。